この日記はリフォームしたいなぁ、という方に読んでほしいです。 あとはご飯のこと書きます。

2016年10月06日

廊下をバリアフリーにする・・・

のが大変だった!

こんにちは光洋リフォームです。
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今回は、私もお手伝いしました。一応、少し大工の修行をしていたので今回手伝うことになりました。
今回は廊下の床の高さを上げて、バリアフリーに改造します!

リフォームする前はこんな感じです。




全体的に暖かく渋い色合いをしています。ちなみに既存の框はケヤキを使ってありました。しかも綺麗な玉杢のケヤキでした。
が、今回隠してしまうことになりました。もったいない気はしますが、廊下の床を上げていきます。

床を上げるのですが、その厚さと言いますか、高さと言いますか、約30mm上げます。
ですので、15mmの下地と15mmのフローリングで仕上げます。ただ、建物というのは、長い年月を経るとわずかに狂いが生じてきます。特に日本はほとんどが木造です。狂わないなんてことはまずないです。
多少床も、膨らんだり凹んでいたりするので、下地を削ったり、ベニヤを下に入れてみたりとレベル(水平)をあわせます。

それでは下地処理をしていきます。



階段のしたの床は人の体重が一番かかるところなので、下地をたくさん入れます。





廊下の奥まで下地を入れ終えたら、フローリングを張っていきます。



フローリングは張り始めと張り終わりが大変です。そしてフローリングは「割付」というものが必要です。
割付は、言ってしまえばバランス良く仕上げていく事です。
単純に端からフローリングを張ってくると、
最後のフローリングの幅が、とんでもなく小さくなったり、張れないほどの隙間が開いてしまうからなんです。

だから、割付という作業はとても大事なんですね!
8帖6帖の部屋も同じで、廊下も同じなんです。

しかしですね、この廊下・・・。とんでもなく入り組んでいるんですねぇ・・・。玄関はいると左に曲がって直進すると、左右に枝分かれしてるんですねぇ・・・
大工さんと一緒に割付一生懸命考えていました。どうにか上手く収まる方法を探して、上の写真に繋がっていきます!
張り終えていきますよ~。


この張り終わりも大変です。ぴったりと綺麗に合わせないといけません。

フローリングを張り終えたら、私は巾木をまわして行き、大工さんはヒノキで作った付け框を加工しています。



大工さんが作業している間は、設備屋さんにこの工事を始める前に外しておいた洗面化粧台を、再び取り付けてもらいます。


接続はちょっと大変でした!でも接続完了です。



最後は塗装屋さんにクリア・ウレタン塗装で仕上げてもらいます。




クリアは色です。色と言いますか、透明な色です。
ウレタンは樹脂なんですが、この樹脂が材木をコーティングして守ってくれます。


完成しました!
塗りたてなので少しツヤツヤしていますが、乾けばつツヤは無くなります。


和室への扉ですが、段差も無くなりました。


廊下も明るい色のフローリングにしたので、前よりも明るくなりました。




大変な現場でしたが、私にとってとてもいい勉強になった一週間でした。
難しい仕事もこれからこなせるようになっていきたいと思います。

それではありがとうございました。また次のブログでお会いしましょう!

  


Posted by おこめ at 07:39Comments(0)